2004年5月14日 ノルウェー ベルゲン市 ベルゲン市役所
ベルゲン市のイベーセン都市開発局長(市議会議員)より同市の概要について、
また、ビョーダル環境部長よりベルゲン市の自然環境や環境政策の概要につい
て説明を受け、意見交換を行った。
ベルゲン市は、オスロに次ぐノルウェー第二の港湾・商業都市で、市内のブリッゲ
ン(ハンザ同盟時代の伝統的な街並みを保存した地区)は世界遺産に登録されて
いる。同市の人口は約25万人で、大学生を中心とした若者の流入により、年間
2〜3千人のペースで人口が増加している。ベルゲン市役所では、2020年における
"市のあるべき姿"を描いた長期計画(シナリオ2020)を策定しており、環境分野で
は天然ガスの利用促進や豊かな自然環境を活かした観光産業の振興などについ
て達成目標が設定されている。同市では、豊かな自然環境や文化遺産の保護に
配慮した環境政策を積極的に推進しており、2002年にはノルフェー環境省より
「都市開発賞」を受賞している。具体的な政策としては、大規模な開発事業に対す
る自然文化保護協会による厳しい事前審査、環境に配慮した活動を行う企業や
個人への表彰制度(環境灯台プログラム)が実施されている。(同プログラムによ
る受賞企業に対しては、公共事業入札参加に際しての優遇制度等の支援策はない)
また、同市では、大気汚染対策と世界遺産登録地区の景観保護を目的として、
市内への自動車乗り入れ規制(一台あたり約150円の料金徴収)を実施しているほ
か、都市部での市電や水上バスの導入、自転車専用道路の整備計画を検討して
いる。なお、こうした様々な環境政策の実施に必要な財源としては、物品税の一部
と国・県から補助金を充当しているが、民間企業との連携やボランティアの活用に
よる経費節減が図られている。 |
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