「地産地消」て何ーんだぁ?
「最近『地産地消』て新聞などで良く見かけるんだが、どんなことなんだ。」
  と前掛をぶら下げた商店街のおやじさんが。

 直訳すると、県内で生産される農林水産物を県内で消費することとなる訳
    ですが、もう少し深い意味があるんです。地産地消の4文字熟語は、昨年
    九月定例県議会で制定された農業基本条例に全国で初めて盛り込まれ
    ました。その条例文は、『県は、地産地消を促進
し、県民が良質で安全な
    県産農産物をいつでも合理的な価格で消費できるよう、県民の需要に応
    じた県産農産物の生産及び流通の体制の整備、県産農産物の価格の安
   定に向けた取り組みの推進等の施策を講じるものとする。』とされています。


その狙いなど、もう少し判り易く。

 農業県山形と云われながら、県産農産物は県内消費者ニーズに充分に
    応えているとは云えないのが現状です。確かに、山形県は、米は100%
    自給です。県民ニーズを満たし、県外にも出荷しています。しかし、実はこ
    うした農産物は、山形県では数少ないのです。野菜などは季節変動があ
    り、県内自給は20%程度と云われています。魚介類などは、10%とも云
    われています。(地産地消推進対象には、魚介類や木材も含まれます。)
    高い農業技術を有する山形県農業ですから全国を視野に入れつつ、県
    民ニーズにも応えられる様な体制づくりが必要なのです。県内消費者の
    ニーズに的確対応しえる県民理解に基づく農業の確立こそが大切とした
    ものです。そして、地産地消を進めることは、安全で安心、新鮮だとする
    県民の統一した認識を勝ち取ることも大変重要なことなのです。
    最近よく見かけませんか?
    「おいしい山形」のペロリン君を。

    これは、安全・安心・新鮮の県のシンボルマークなの
    です
ペロリンくん
ペロリン


じゃ、どんなことをして行こうとしているんだい。

 県は、今年、地産地消推進事業費として約六千六百万円の予算を計上し
    ました。その事業概要は、市町村単位で生産、消費、行政、市場関係者
    からなる「地産地消推進協議会」を設置して地産地消を実践して行く。県
    立病院や学校給食での地元農産物の利用促進を進める等々です。


先日、庄内空港で「地産地消」と書かれた
 魚のポスターを見たけど。

 あぁ、あれは、鶴岡寿司商組合が製作
 したポスターです。お願いして地産地消の四
 文字を入れていただきました。地産地消民間
 参加第1号です。推進にあたっては、事業者
 の皆様の理解も不可欠ですからね。きっと近
 い将来、どこかの蕎麦屋さんの軒先に「地産
 地消率百%」などとした看板が立つのではな
 いかなぁと思っています。
鶴岡鮨商組合ポスター
鶴岡鮨商組合ポスター


ページのTOPへ戻る