「県立高等学校の将来の在り方について」の中間まとめってどんなもの?  
 「県立高等学校の将来の在り方について」の中間まとめが、“県立高等学校将来構
 想検討委員会”より出されました。

 山形県の高校教育の現状は?

 
山形県は、現在、「第4次山形県教育振興計画」に基づき、時代に対応した新
    タイプの学校、中高一貫教育、そして生徒数の減少などによる県立高校の入
    学定員の削減などを実施して来ました。しかしながら、教育を取り巻く環境は、
    予想以上に大きく変化しているのです。そこで、今後の県立高校の在り方につ
    いてのグランドデザインが求められています。県教育庁は、十四人の有識者か
    らなる検討委員会を設置して、意見を聞くことにしておりましたが、その中間ま
    とめがこのたび提出されました。



県立高校の再編整備は、何故必要なのか?

  「第五次山形県教育振興計画」が平成十七年度からスタートしますが、中学校
    卒業生は今後十年間で3,000人減少すると予想されています。現状のままで統
    廃合をしなければ、六割ほどの学校が小規模校となります。小規模校が多くな
    れば、学科や部活動など生徒の選択幅が狭くなり、高校教育の質と活力が失
    われてしまうことが懸念されます。
    適正な学校規模の確保と学校の統廃合は、避けて通れないのが実情です。



中間まとめでの具体的提言とは?

 社会変化や生徒の意識変化に応じた学科構成・内容の在り方としては、実情
    に応じて単位制の導入も図れる普通科、産業構造に応じた教育内容の充実
    を図る職業学科、未設置の北学区(北村山・最上)への総合学科設置や、英
    語科・情報科などの設置検討が必要などとしています。
全国に比べて山形県は、普通科等が少なく、職業学
科が多く、新規高卒者求人数が激減していることや、
進学率が増加傾向にあることなどから、職業学科の
比率を引き下げる一方で、普通科の比率を微増し、
総合学科の比率を引き上げることが適切であるとも
述べています。
    また、新しいタイプの学校の設置として、中高一貫教育校、単位制高校、生
    活スタイルに合わせて柔軟で多様な学習が出来る新タイプの定時制・通信
    制高校や、総合選択制高校などの設置を図るべきとしています。 そして、
    各学区の学校配置に関する課題と改善の基本的な方向性では、平成二十
    六年度(十年後)には、現在の募集学級数が 193程度なのを55クラス程度
    減らすこと、現在39校程度ある公立高校数を25校程度にすることが適正規
    模からして概数としてまとめています。今後、“県立高等学校将来構想検討
    委員会”は、「中間まとめ」を県民に掲示し、県民の意見を集約しながら、議
    論を深め、平成十六年の二月をめどに最終報告を行うとしています。


ページのTOPへ戻る