流出コンテナ問題って?  
 韓国船から流出したと思われるコンテナ問題の経緯、現状は?

 
昨年の11月から今年の2月に掛けて、県底曳網漁で根がかりによる漁網など
    の被害が続出しました。昨年11月、時化のため新潟県沖で韓国船からコンテ
    ナ13個が流失していましたが、それが原因なのではとなりました。そこで、沈
    下物を特定することが先決になります。4月に入り、県の調査船が、水中カメラ
    の撮影に成功し、それが韓国船から流出したコンテナであるとほぼ断定が出
    来ました。この海域は、タラ場と称し、鱈・ハタハタ・甘エビの好漁場です。
    漁業者は、漁場からの撤去を強く要請しています。



落し主に責任があるのが当然と思うのだが。

  故意ではないにしろ、流失した側に責任はあります。流失直後、韓国船から第
    九管区海上保安本部に一報が入り、直ちに航空機による捜索を開始しました
    が発見に至らなかった経緯があります。このことは、流出コンテナが、海上では
    なく、海中を漂流したことが推測され、大きな意味を持つことになるのです。
    海中を漂ったのであれば、刑法 129条過失往来危険に抵触せず、民事での取
    り扱いなるからです。先般、茨城県は座礁貨物船の撤去に無視続ける北朝鮮
    に代わり、5億円もの予算措置を講じることを決定しました。わが県においても
    かつて数億円を掛け、座礁船撤去をした経験もあります。現在、荷主側の保険
    代理店会社と県漁協との交渉が開始されています。



今後の対応は?   

 コンテナの除去が急がれます。コンテナの沈んでいる海域は、好漁場なので
    す。また、荒天時における網掛かりなどは、漁船の転覆事故にもつながりかね
    ません。 保険代理店との交渉が、焦点になることは間違いありません。5月に
    は、保険会社の関係者が地元入りしています。この手の交渉は、難しさもある
    やに聞いておりますが、今後の交渉の進展を注目したいと思います。
    また、知事は、4月14日の定例記者会見のコンテナ撤去についての質問に対
    し、「まずは法的方向性を定めないと難しい面もあります。」そして、ちょっとお
    金をかけてやるとの考えはないかとの問いに、「先々のことは申し上げ難いが
    支障になるものは撤去するのが良いだろうと基本的には思っています。」と答
    弁しています。


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