ちょっとブレーク

No.27 2004.1.29
■正月料理に舌鼓
加藤紘一先生が復活したこともあって、十二月の予算期に、高速道路の要望で上京した。
通過することはあれ、二年ぶりの東京であった。向かう途中、JR車内に置かれていた雑誌、
“トランヴェール”を何気なく見ると、仙台伊達家と秋田佐竹家の元旦料理が紹介されてい
た。豪華な品々、それにすばらしい器に目を見張る。庄内酒井家はと、ページをめくるのだ
が載ってはいなかった・・・。 残念。
さて、我が家の正月料理をふと思い起こして見た。やはり、スノコダイ(黒鯛の幼魚、チヌ)
を唐揚して飴で絡めた料理だろう。黒鯛の当歳魚は、九月頃から釣れ始める。これを背開
きして、串に刺して軽く炙る。それを弁慶(わら製の太い棒状のもの、天井から吊るして使
用)に串のまま、刺して乾燥させておくのである。料理は簡単、これらを油で揚げ、醤油、
酒、砂糖で作った飴状のものを絡めて出来上がりである。ぱりぱりした香ばしい歯ざわり、
鯛の味、豪華さでは大名料理とは比べものにはならないが、代え難い正月料理なのである。
鶴岡市の割烹「いな舟」さんにお邪魔した時、「今日は、スノコダイありますよ」と。また、湯
田川温泉の居酒屋「ひで」さんのカウンターに座っ
たら、眼の前にこの料理がスーと出て来たりして、
こうした感激は忘れられないのである。
よくぞ、憶えていて下さった。感謝、感謝、ただ感
謝である。 今は、後援会の方が、自分で釣上げ料
理したものを正月になると持参して下さるのが、一
番の楽しみになっている。