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| ■ラスト・サムライ | ||
| 何年ぶりかで、映画館の門をくぐった。トム・クルーズ主演の「ラスト・サムライ」を観にである。 時代考証は、今までのハリウッド映画からすれば上出来だが、ちょっとクレームを付けさせ ていただければ、 1870年代に鎧武者ではなかろう。維新から約十年、不平士族の反乱な ど、世は未だ治まっていない時代である。新政府軍の軍事顧問であるトム・クルーズの米国 大尉は、反乱軍の捕虜となるが、反乱武士団の将(西郷隆盛を連想させる)の生き様、武士 道に魅かれ、逆に新政府軍に立向かって行くというストーリーである。その根底には、滅び の美学が流れているのである。 先日、某紙に、「ラスト・サムライ、米紙は辛口批評」との記事があった。戦闘シーンは迫力 があり、特にクルーズの殺陣は日本人以上のものであったと思うのだが。 |
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| ワシントンポストは、映画が武士階級を美化し 過ぎていると徹底的に批判しているようだ。米 国は、今でもこうした日本の懐かしい思想が 気になるらしい。 今日本をはじめ、国際社会は イラク問題で大きく揺れ動いている。どんな大 儀であろうと、どんな宗教だろうと、どんなにす ばらしい思想だろうが、力で貫くことは許されな いのだが。 |
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