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| ■黒鯛種苗開発いよいよ着手――親魚確保は県民の手で | |
| いよいよ、釣シーズンの開幕です。磯ではアブラコ、船釣りはドコなど、話題も聞かれる季節 になりました。我が地域は庄内藩主の奨励策もあり、釣り人口が多く、かつて投票日がシー ズン真っ只中にあたったため、有力国会議員が苦杯を舐めたいきさつもあると云われている ぐらいです。 さて、我が庄内浜の遊漁者数は船釣りを除いて年間延べ六十四万人とも云われ、そのかな りの部分が黒鯛釣りです。県魚はサクラマスですが、決定の際、最後の最後まで競り合った のは黒鯛だったとの経緯もあるぐらいの人気魚なのです。この黒鯛が、今年度から種苗の技 術開発に取り組むことになりました。 平成十三年度は、二百三十万程度の予算ですが、2〜3年内には技術の確立が図られるも のと思います。昨年、石川県の能登島事業所に視察に行きましたが、真鯛に比べ神経質で、 デリケートな魚種とのイメージが強かったですが、我が県水産技術者のレベルの高さからす れば、大丈夫と思っています。技術者によれば、問題点は二つぐらいです。一つは3〜5才ぐ らいの親魚を200〜300匹確保すること。もう一つは、稚魚に与える餌の生産と云われていま す。稚魚に対する餌については、ほぼ問題は解決している様ですが、親魚確保は大きな課 題です。そこで、県の水産試験場は、長年黒鯛の放流事業を手掛けて来た「おけさ会」とい う民間団体を中心に県民にも協力を求め、「のっこみ」という産卵の為に岸による時期を見計 らって黒鯛を釣ってもらい、確保したいと考えています。その決行日は、五月十三日の日曜 日になると思われますが、詳細についてはこれからです。決まりましたなら、このページでお 知らせしたいと思います。ともかく、庄内浜が一層黒鯛釣りのメッカになる様、期待をしたい と思います。 |